はじめてのDIY

ちょっとしたことならやったことはあります。
例えば、玄関にベレー棚を作りました。

有孔ボードをそれ専用の部品で壁に留め附けただけの簡易なものです。
でも玄関にこれがあることで、
すごく便利です。

で。ずっとですね。キッチンの壁が気になっていました。

古いおうちなので、
この団地っぽいかんじはいいんですが、
この壁はなんかヤダ。白々としている。

特にこのもともとあったツールバー。

これ見るだけで毎日ゲンナリするくらいヤダ。
プラスティックのネジ受けがヤダ。
毎日なんとなく気にしてはいたのですが、
このツールバーがネジ留めされていたので、
すごく気楽な気持ちで、
ここにも、有孔ボード、張っちゃおうかな、
と思いました。

有孔ボード買う。
留め具装着。
そこに留める。
都合10分程度の作業を想定し、
ツールを吊るす有孔ボード用の部品も発注しました。

それらはアッというまに届き、
さあ、装着、と思ったら、まったくピンが刺さりません。
何故に?
賃貸だけど、もともとツールバーがネジで留まってたし、
と思ってネジで留めようとしたけど、
それも固すぎてまったく入らない。
石膏ボードかと思ってたけど、
防火仕様のセメントボード的なものだったのかもしれません。

しかし手元には有孔ボードが2枚。。。

そこで、いろいろ調べて。
1×4の突っ張り留め具を発見しました。

ラブリコなんですが、
2×4じゃなくて1×4だし、
アイアン仕様だし、
スマートでちょっとお洒落かも、
と思い、これを購入。
そして、1×4木材は、サイズ計って、
ネットで注文しました。
この時点でだいぶおおごとになりはじめました。

最近我が家にスタメン入りしたこの赤外線スケールが
役立ちました。
わたしたいていの場合、
計り間違って入らなかったりするからね。
なんで買ったのかな。
でも計るのは好きなんですよね。
これはほんとオススメ。
意味もなく家中よく計ってますね。
もしかして、お前はそろそろDIYにハマるぞ、
という予兆だったのかもしれませんね。

で、木材が到着しました。

白なのは白がなぜだか安かったからです。
どうしてかな。オイル仕上げとかのほうが高かった。
わたし、ブルックリンぽいインテリアとか好きではないので、
これでまあいいや、と思いました。

で。ラブリコを取り付け。

有孔ボードも取り付けて。

こうなりました。
おー。これは立派にDIYではないですか。

で、せっせと金具を取り付け、
いちばん楽しい配置の時間。
わたしの自慢のキッチンツールを吊るしていきます。
お玉やフライヤーは柳宗理だし、
フライパンはバーミキュラだし、
卵焼きフライパンは岩鋳だし、
とっても貧乏なころからチマチマ集めたので、
自慢と言っても問題ないハズです。

そして。。。

こうなりました。
どうでしょうか。
まあまあいいカンジではないでしょうか。
満足。

どうでもいい豆知識をひとつ。
まな板吊るすために金具を付けたんですが、
トップ画像を見るとわかるように、
まな板のうえに鍋を置いておいたら
なんか汚くなってしまいました。
まな板削り、というのがあるのを知って、
購入して削ったら、奇麗になりましたよ。

ホラ。

でもこれはDIYハマルね。
思ったよりずっとカンタンだった。
執筆終わったら、ずっと気になってた、
洗面所ゾーンの大改造に挑みたいと思います。

というわけでどうでもいいブログでした。
気分転換を終え、執筆に戻ります。
最後の坂道です。

万全ではありません

感染拡大が続いています。

感染症対策万全で、
と言葉にするのはカンタンだけど、
正直言ってこれは運でしかないな、ということを
実感した先日の公演での経験を少し書きたいと思います。

うちの場合、
俳優・スタッフ共、稽古場には基本
PCR検査をした方しか入れない、
ということになっていました。
いつもならいらっしゃるマネージャーさんも
検査していないと入れません。

不要不急の外出、会食も再三アナウンスして、
自粛してもらいました。
大人の座組なので基本守ってくれたと思います。

なので比較的安全なハズなんですが、
稽古場は、
検温して、
毎日消毒をして、
換気をして、
手洗をして、
モノの消毒もコマメにやって、
マスクも入口でしてきたヤツは交換して、
トイレにも殺菌用の紫外線ライトつけて、
足ふきマットもやって、

とやっていました。

PCR検査も基本としては2回。
あと、もう今回は、ということで、
撮影等、芸能の仕事以外は、
基本バイトもしないでもらう体制です
→もちろんギャランティはもともと、
全員にお支払しています。
しかし、今回は別仕事を入れられないので、
ベースアップしたというかんじです。
(これ書かないでおくか、と思いましたが、
感染症対策の厳しさを知ってもらうため
書くことにしました)

稽古場は天井が高く広く換気もよく、
比較的少人数の稽古。
密になりようもありません。
たまたま大きな演目だったので取っていましたが、
とてもいい環境でした。

しかし、実感として万全、
とはまったく思えませんでした。

ほとんどすべての方が家族と同居。
小さなお子さんがいる方もいます。
合間に撮影も入ります。
マネージャーさんと稽古場外で会わないなんてできません。
公共交通機関を使用しないと稽古場に来られません。
そこで感染するしないはコロナの特性を考えた場合、
ただ「運」です。

コロナはモノからは基本的にはうつりません。
基本としては人間同士です。
タンパク質なので、栄養とれない場所だと解体されちゃう。
ドアノブなどへの滞留期間が長いと言われてますが、
床にも飛沫が飛ぶので消毒必須ですが、
でもこの稽古場にウィルスがつくとしたら
「感染者がいる可能性が高い」
ってことなんですよね。
だって、稽古場の入り口で出入りするたび
手指消毒して着替えをしてるんだから、
ウィルス持ち込みは、
体内保有でないと難しい。

そして稽古場に「感染者」がいたら、
その人が無症状で、
でもウィルスの排気量は高かったとしたら
感染しない、濃厚接触者にならない、
は基本不可能だと思いました。
フェイスシールドはしていて、
こまめに消毒も皆さんしてくれていましたが、
ある時点から、
(PCR全員陰性を確かめたうえで)
マスクは話し合ってしないことにしました。

でもこのマスクをしてない時点で、
感染者がいたらたぶん不可能なんです。
フェイスシールドは、
自分がリスクの多い仕事をするときに、
マスクと併用して曝露を避けるためのもので
長時間の感染予防の用途には使えません。

ましてやマウスシールドは、
テレビとかで付けていると、
予防効果がありそうに見えるので
止めた方がいいのでは。。。
とわたしでも思ってしまうくらいのものです。

そのリスクも説明したうえで、
マスクはしないという俳優さんの
合意がありました。

演出も最初は距離とるか、とか考えてましたが、
作品的にも俳優たちの資質的にも
まったく無理でした。

できる限りのコロナ対策、経済的にがんばる、
ここまではできますが、
俳優のこころと身体の自由まで制限したら
稽古なんてできないということがよく分かった体験でした。

フェイスシールドを取って初めての通し稽古。
躍動する俳優の身体を見せたかった。
誰より身体性に敏感なハズの彼らに、
こんなにもたいへんなことをさせていたのだ、
ということをわたしも思い知りました。

舞台からお客さまにうつさない。
客席から舞台へうつさない。
スタッフと俳優でうつさない。
お客さま同士をできるかぎり安全に。
この対策はかなりしっかりやりましたが、
俳優間でうつさないは、
リスクを下げることはできても
基本不可能だというのがいつわらざる実感です。

主催者としては直前の検査で出たら中止にする、
という選択肢しかないなと腹をくくりました。

そんな中、PCR検査を援助いただけました。
素晴らしい試みで経済もですが、
心を助けていただきました。

PCRで陰性だったからと言って安心したひとなんて
いなかったと思います。
陰性なのだから、よりきちんと気を付けて、
本番思う存分やりたいと誰もが思っていたはずです。

ここから先もワクチンができるまで、
治療が確立するまで、
検査は必須でしょう。
演劇以外のすべてを諦めて稽古をしなければならないでしょう。

それでも、これは、運です。
例えコロナでなくても誰かしらに熱発があったら止まる。
稽古場でも劇場でも入るときに検温するので、
誤魔化せません。
止める、と決意していないと、
止められないので、決意していました。
それしか、できなかった。

たった10人の座組ですが、
自分たちのカンパニーだけで、
毎日劇場にいる人が20人以上です。
劇場の受付さんもいます。
むしろなにもなく終わるほうが不思議でさえあります。

公演が終わってもたくさんの初日があり、
たくさんの千秋楽がある。
すべてが自分ごとです。
いつまで続くのか。
気力が必要です。

ただし実感として、
「観る」という意味では、
劇場や映画館は比較的安全な場所だと思います。
(あくまで、比較的ですが。)

そして最後にこれだけは言わせてください。
それでもやっぱり舞台をやれてよかった。
立ち合ってくださったお客さまにとっても
そうあるように祈ります。

「All My Sons」終演

「All My Sons」終了して2週間超経ちました。
つまりすべてが無事終わったということです。

この状況下、
そして、神野三鈴さんと大谷亮介さん、
おふたりとご一緒したこと、
稽古のひとつひとつ、
体験として深すぎて、相対化できません。
もちろん次につなげられるよう考えていますが、
様々な変化ももたらしそうです。

少なくないお客さまが、
「自粛後、初観劇」と言ってらっしゃいました。
逡巡のなか、いらしてくださったお客さまには
感謝しかありません。
ひとつとばしの客席でしたが、
ほんとうに観たいと思ってきてくださるお客さまで満たされ、
なにか夢のなかにいるようでした。
素晴らしい客席でした。
たくさんの拍手をいただきましたが、
わたしからも心からの感謝と拍手を送りたいです。

こんなときだからこそ演劇とは思いません。
こんなときなのにやらせてもらっている、
いろんな意味で命を預かり
少しでもいいから次につなげたいとただただ必死でした。
そんなときにこの演目を準備していたこと。
それがすべてだったと思います。
少なくともわたしにとってはすべてを賭けて臨み
例え負けても後悔のない戯曲でした。

ほんとうにありがとうございました。

そして、じつはあいだにもうひとつ舞台の幕が開いていました。
青木豪さんに演出していただいた
「銀河鉄道の父」です。
大好きな素晴らしい原作をいただきまして、
演劇として多少の構造は加え、
できるかぎり原作の素晴らしい味わいを
伝えられるよう書いた戯曲です。

小説なので地の文とこころの声が面白過ぎて、
どうしたらいいんだこれは、
とも思いましたが、
こころの声タダモレという方法で乗り切りました。
乗り切れていたと信じたいです。

グリングの頃から
拘りぬいていた「父と息子」という題材で、
最近、お父様を送ったという青木豪さんの演出が
細やかで丁寧で、
俳優さんもチャーミングで、
コロナでまったく稽古場に行けなかったこともあり、
客席で泣いたり笑ったりして
お客さんとして楽しみました。

原作者の方にもお会いできました。
朋友さんの「残の島」
そして次回、いわてアートサポートセンターで製作する
「岬のマヨイガ」
原作があるものの戯曲化は、
その作品が愛せるという前提ならばとても好きです。
原作好きでないのはダメですね。
わたしは仕事では書けないと思います。

どちらの演劇も来てくださってありがとうございます。
お客さまが神様と思ったことはありませんが、
お客さまは、わたしにとって
とても少ない宝物のひとつだということを
実感した10月でした。

この気持ち、この体験を忘れず続けていきたいと思います。
ほんとうにほんとうにありがとうございました。

All My Sons

チラシができあがりました。
4月中旬に予定されていた撮影が延びに延び、
数か月遅れの仕上がりです。
「国語の時間」「hedge」も撮っていただいた、
敬愛する大村祐里子さんに撮り下ろしていただきました。

思慕に近い思いを抱く、ケーテ・コルビッツの絵画に
触発されたデザインです。
劇中のケイトと同じく
戦争で息子を亡くしたケーテ。
平和主義をひとつの思想と捉え、
最後まで貧困の傍で創作を続けたケーテ。
そのコンセプトに激しく反応してくれた神野三鈴さんと、
絵を見せた瞬間に全てを理解してくれた大谷亮介さんが、
真ん中を担ってくれます。

脚本は一行、一行、どういう意味が込められているのか、
考えながら言葉を置き換えていきました。
今回、タイトルは、日本語タイトルとして親しまれた
「みんな我が子」ではなく、
原題のままの「All My Sons」と致しました。
この終幕近くのジョーの言葉をどう訳すか、
それは、震えるような瞬間でした。
友人で、「波」を翻訳した佐藤澄子さんが、
監修をしてくれました。
すごく深いところまで助けていただきました。
この場を借りて感謝致します。

様々困難な状況ではありますが、
先行する公演がたくさんのリスクを背負いながら、
公演を続行している姿を見て、たくさんの力を貰いました。
いま、公演はおそらく経済のためのみに行われてはいません。
50%の客席で利益がでる公演なんてものはこの世にはなく、
出演者のひとり、スタッフのひとりであっても熱発があれば止まる。
リスクの森を、ただひたすらに歩くしかありません。

しかし、わたしたちの公演もこの段階では止めることは考えず、
そこに連なろうと思っています。

それは、今だからこそ演劇の力を信じて、などという生易しい
話しではないような気がしています。
わたしたちは、この体験を通じて、舞台上、そして客席含めて、
いのちをまるごと預かる仕事をしているのだと
知りました。そしてそれは、とてもか弱いものだということを。

それでも人は舞台を創ろうとする。
この場所を、命がけで、守らなければいけない、という
よくわからない気力だけが、
いま舞台を創っているひとたちのあいだに、
みなぎっているのを感じます。
「だからやっていい」というような幼い考え方をしない、
大人の演劇人たちが、
圧倒的な気概で、ひとつになって、なにかに立ち向かおうとしている。
その理由は、おそらく、何年かしないとわからないのかもしれません。

先ほども書いたように、
今だからこそ、演劇、なんて思えません。
でも創る側、見てくれる側、この双方命がけの営為のなかから、
宝石のような舞台がひとつでも多く生まれることを願います。
やる価値がある、という意味が、そのハードルが、
高くなっていないわけがないのですから。

6月と違うことは、検査を受けることができるようになったことです。
無症状者への検査が実費とはなりますができるようになったので、
最低2回、俳優同士、そしてなにより俳優からお客さまに、
感染が起こることがないように専門家のご意見も聞きながら、
進めています。

俳優が舞台に集中できるように予算を組みかえ、
ラッシュを避けた稽古時間になるよう稽古日程を組み、
演出部、制作部で、1か月以上前から防疫対策についてline上で話し合い、
万全の体制というものがどういうものか、考えつつ進めています。
万全なんてものがこの世にないことは、
もう知ってしまっていますが、
万全を尽くす以外になにもできないのです。

たまたまですが、この公演はうちの公演としては、
規模が破格に大きかったので、
なにがあってもいいようにここ数年頑張って、
内部留保を貯めていました。
たぶん全部なくなるし、
次がどうなるかわかりませんが、
とにかく今回は、やれることをぜんぶやって、
劇場を使用できるかぎりは開催のつもりでいます。
(公共ホールですから、都や国の方針には、
従う覚悟はしています)

しかし、ゼロに近づけることはできても、
ゼロはありえないのが昨今の状況です。

演目がわたしの作品ではないため配信が難しくなっています。
小劇場の、見に来る人みんなが家族か親戚みたいになるかんじが
大好きで、
小劇場はだからダメと言われることも多いけど、
それがあるからこその小劇場、と思っているのに、
たくさんのガイドラインを書いて、
ゴメンナサイ、と思いながら、守っていただかないと、
観劇ができなくなっています。
そのガイドラインは、コチラに、あります。
お客さまの協力なくして、客席の安全は叶いません。
10月、無事、劇場で会えることを祈りつつ。

 

2回以上見たお芝居について

先日、twitterで、ユニークポイントの山田さんと
2回以上観た演劇についてエモく語る、という約束をしました。
映画についても語ろうと約束したけど、
まずは演劇について。

わたしは旅行に行っても見聞を広めるのが
大好きなタイプです。
と書くと勉強家みたいだけど、
深く知るより多く見たい。
つまりミーハーなんですね。
すっげー詰め込む。信じられないくらい詰め込む。
はっきり言って、ダサい。

そんなわたしですから、演劇を何回も観る
ってこと自体があまりありません。
演劇自体は見るんです。
なんならかなり観るほうです。
でも見聞を広げたいタイプなんで、
同じ演目を見るのなら、
新しい刺激に飛びつくタイプ。
なので、同じ公演で2回は、たぶん殆んどなくて、
初演と再演とか、そういうカンジ入れても
10本いかないと思います。

思いだす限りで書いてみます。

レ・ミゼラブル
エリザベート
ラ・マンチャの男

小町風伝
水の駅

・・・この時点でなにかがおかしいですね。
東宝ミュージカルと転形劇場。
演劇の端と端です。
このうちエリザは作品として大好き、とかではたぶんないです。
最初に、内野トートと山口トート両バージョン観てハマらず、
ソンハくんが出ると聞いてもう一回行ったんでした。
ソンハくんのルキーニは素晴らしかったです。
ルキーニが違うだけでこんなに面白くなるんだ!
と知って驚きました。
あと、ドイツ版見ると、びっくりする。
エリザベートの解釈がぜんぜん違う。

レミゼとラ・マンチャはもっのすごく好きです。
レミゼをロンドンで観た話をまだ書けてないので
自慢全開で滔々と書きたい。

転形劇場は、わたしにとってゆいいつ
特別なカンパニーですから、
何回も何回も何回も観てます。
これ以外にも複数回見てる作品たくさんあるハズ。
ココとかココでも書いてるのでよかったら。

そして。

わが星(ままごと 初演と再演)
春母夏母秋母冬母(fukai produce羽衣 初演と再演)
真夜中の弥二さん喜多さん(初演と再演)
王女メディア(宮城聰演出)

この4本は純粋に好きで複数回観たってヤツですね。
名作と誉れの高い作品ばかりで、
知り合いも出てたりしますが、
こういう作品を観てる場合の特徴としては、
まだ誰からも誘われてないけど、
勝手にチケット取って行った、
もしくは知り合いに頼んだ、
という共通点があります。
しかも張り切って初日に行ったりしてますね。
宮城さんの王女メデイアはいろんな場所で、
4回くらい見てるんじゃないかな。
この演目は蜷川版も観てます。

チラシ観て、これはぜったい行かねば、
などと思うことはそんなにないんです。
でもたまにこれはぜったいって思うと
外したこと、あんまりないんですよね。
本のジャケ買い、
演劇の予感、
映画、
あと、おいしいお店。
このあたりだけは外しません。
もうちょっとお金儲けできるタイプの能力なら
よかったのになー。

続きます。
冷静に考えてみると
他にも何本か、何回か見てる舞台ありました。

ユニークポイント トリガー、カンガルーと稲妻とか
reset-N knob、rose とか
ort d.d. のドリトル先生
桃歌309の ぼくのおじさん
なんかも複数回見てる気がしますね。

このあたりは、おつきあいが深かったりして
行ってるのもありますが、
どれも面白かったから別キャストとかでも観たいな、
と行った記憶があります。
同じ公演で2回以上行ったっていうことはなくて、
だいたい再演、再再演と観てます、
というカンジだと思います。

そんな中、同じ公演3回か4回観たっていうのが
ひとつだけ思いだされました。

魚人帝国の「DOOM・神州纐纈城」という作品です。
繰り返します。
魚人帝国の「DOOM・神州纐纈城」。

これは友人の乾緑郎が書いて出演もしていた舞台。
曲馬館の系譜の最若手たちのカンパニーで、
西湖のほとりでやるツアー最初の公演で、
先輩の猛者たちに
「こんなのはアングラじゃねえ」と、
ボコボコにされてましたが、
わたしは大好きで、
西湖のほとり、王子神社で2回、そして埼玉の広大な公園
で観ました。
セリフみんな何言ってるかまったくわからなかったですが、
最初から最後まで全力でした。
開始1分くらいで、50mくらい向こうから、
巨大な船が来ますからね。
その上で、活舌が悪すぎて
まったくセリフがわからない主演俳優が、
「おれがいちばん乗りだー」
と深紅の旗を振り回してました。
そのたび「おぉぉぉぉーっ」とか叫んでたね。
客入れ、舟だったし(笑)
また見たいなー。あれ。

あ。あとひとつ思いだした。
百鬼どんどろさんの人形芝居は何度も何度も
観てます。
何度見ても飽きなかった。ただただ好きだった。
どんどろさん、死んじゃったんだなー。
いまもおなじだけ寂しいです。

というワケで生涯で同じ芝居を2回見たのは、
推定20本くらいでした。
意外に多かった。
もうちょっと細かく書きたかったけど、
今日はザクッと総論でおしまい。
こうしてみると飽きっぽいわたしが、
自分の稽古だけは何十回も観て平気ってのは
おかしな話だね。