「機械と音楽」は進む

稽古がはじまってから、もうなんにも余裕がなかった。
飲んでもいないし(ときどきは行くけど当社比)、遊んでもいない。
仕事はたくさんある。
なのに稽古場はやたら早く行く。
わたしはB型。快楽原則に乗っ取って動いている。
いまは稽古場がいちばん楽しいんだろうね。

俳優が分厚い。
ベテランが分厚いのはもちろんわかってたけど、
20代のひとたちがちょっとおかしい。

戯曲の構造がこうなってるから、こうしようか、
戯曲の構造はこうなってるけど、
このあたり誤読してこういうモチベーションにしよう、
なんて演出がフツーにできるし、
向こうからの提案もいちいち理に適っていて、
「お。それならホンのここ、こうしよう。」
など話しながら稽古している。
わたしは体験したことないけど、
たぶん海外の稽古場はこんなカンジじゃないかな。
と思う。

人に聞くロンドンの稽古場にすごく憧れてたけど、
いま、うちの稽古場はそんなカンジだと思う。
そうそうない。わたしは体験したことがない。
そのなかでの20代が3人。

ひとりめは。

三浦透子ちゃん。若干22歳。
すっごいエンジン積んだコだな、ってのは初対面でわかったけど、
わたしとのマッチングがたぶんいい。
知的なのに野蛮って日本にはそうそういない俳優で、
稽古場の機動力だ。
最近、「天気の子」のメインボーカルをすることが発表され、
それはぜったい大ヒットするんだろうけど、
その前に演技をライブで観といたほうがいい、と言いたい。
でもわたしは透子ちゃんの歌声が好きすぎるので、
ココに、予告編はっちゃう。笑。

ふたりめは。

田中穂先くん。26歳。柿喰う客所属。
芝居を本格的に初めて3年目だそうだ。
2回くらい見て、この子はニコライに合うだろう、と思って
オファーしたけど想定以上だった。
ホンが読めて、だけど柔軟。
どんな役でも、やりきれそうな気がする。
そして大切なことだけど、コメディーセンス抜群。

さんにんめは、きなりちゃん。26歳。

舞台も演技も初心者で、初日は、ああ。これはタイヘンかもって思った。
でも、とくに演技指導みたいなことはしなくて、
フツーに演出してたらいつのまにか、
ちゃんと俳優に変身していた。
そうなるとあの得難い透明感は強みでしかない。
みんなぜったい好きになっちゃうと思うんで、
どうぞお楽しみにと言いたい。

そんな稽古場からステキ映像が届きました。


わたしが何回も見てしまうくらいカッコいいんで、
ぜひご覧ください。

そして稽古場レポートもいただきました。
若干ドラマッチックすぎますが、じっさいもこんなカンジです。
全体的に明るくて和やかな稽古場ですが、
稽古はビリビリです。

この稽古場からいいものをお届けしたいです。
がんばります!!
ベテラン勢とミドルエイジ勢についてはまた書きます!!

 

詩森ろば
serial number(風琴工房改め)の劇作家・演出家です。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です