バウハウス、と聞いて興奮するひとはある一定数いるはずです。
1919年にワイマールで設立、デッサウに移転、
最後は私立学校になってベルリンに行き、
ヒットラーからの圧力により、
1933年に解散しています。その間わずか14年。
「機械と音楽」を書くときに、
じつはバウハウスも最後まで候補としてありました。
でもヒットラーによって解散させられた、
だと、共産主義対国粋主義というわかりやすい構造に
嵌ってしまうな、と思って諦めました。
ロシア・アヴァンギャルドは志を同じくしたはずの
スターリンが圧政の主役です。
芸術家の政治への関与もずっと濃かった。
わたしの書こうとしていることにフィットする、と思いました。
バウハウスは工業デザインであるとか、
機能主義であるとか、
まさに現代の住宅の礎となった考え方を確立した場所です。
初期にはまさにイヴァンが学んだブフテマスから、
ワシリー・カンディンスキーが招かれて教鞭をとったりしていました。
東京藝術大学の美術館で行われたバウハウス展は
いま思ってもものすごく刺激的で充実した美術展でしたが、
カンディンスキーの教え子たちの、
カンディンスキーコピーの作品が大量に並んでいたのが印象的でした。
そっくりさんがたくさん並んでいても、
カンディンスキーのホンモノはすぐにわかるのが
不思議でした。
教えられる領域と、教えられない領域が、
芸術にはあるということだと思います。
さて、そんなバウハウスですが、
今回、デッサウに行くことはまったく予定に入ってませんでした。
というのも、ベルリンからの距離とかあまり調べず、
遠くて行けないと思い込んでいたからです。
あれ、と思ったのは空港からベルリン市内に向かう列車が、
デッサウ行きになっていたからです。
え。デッサウ、ってあのデッサウ?
調べてみるとわたしたちの宿泊先からなんと1時間半ほどです。
これは行くしかない、と思いました。
だって、デッサウだよ!!
というわけで喜びいさんでデッサウへと小旅行をしました。
ワイマールのほうはもうなにも残っていないそうですが、
デッサウは校舎がマルッとそのまま残っています。
そして、教授たちが住んだという家も残っているのです!!
(歓喜)
デッサウ駅です。
バウハウス・デッサウ校はここから徒歩10分ほど。
バウハウスの街はどうしたの、というくらいカッコいい住宅が多いです。
しかし、しかしですね。
運がいいとか悪いとか、人はときどき口にしますが、
バウハウスデッサウ校、修繕工事中でした。
とはいえ、見学はちゃんとできました。
すっごく活舌が悪いですが、日本語ガイドも借りられます。
いやー。それにしても。
美しいですね。
どこを撮っても、なにを撮っても絵になります。
トップ画像が超有名な階段ホール。
真ん中あたりの窓が少し太い鉄骨になっているのがわかりますか?
ここは、ギコギコ開けることができます。
開けてひとしきりジーンとしました。
わたし、バウハウスに触れてる!!
登る側から見てもカッコいい。
やっぱりねー。トイレ、撮っちゃうよね。
トイレットペーパーホルダーも水流すボタンも、扉も、
シンプルかつ超カッコいい。
わたし、執拗にトイレで写真撮りましたからね。笑。
これは、手を洗うところ。
みて。ハンドル。みて。
ドイツ機能美。極まる。
ドイツ機能美の向こう側に
機能美と一体化した田島さん。
絵になる。笑。
有名なペンダントライト。
外観。
どの角度からでも。
ぬかりなさすぎ。
(しつこい)
そしてわたしがぬかりすぎ。笑。
このあと、教授たちが住んだというマイスターハウス(官舎ですね)に行きました。
ここも修繕中で、美しい外観にシートが掛かっちゃってます。
これはかろうじてシートが掛かってなかった一棟。
こんなカンジだよん、っていう模型。
しかし中は見ることができます。
できますが。
最初に入ったところでは、チケットがないと入れない!!
と断られました。
しかもどこで買えるかなんて教えてくれない。
それがドイツ流。
で、チケット売ってる棟へ。
棟ごとに、チャイムならしてね、とか、
ノックしてね、とやり方も気まま。
しかしですねー。
なかは凄かったです。
こんなカッコいい家、落ちつかないよ、って
くらい抜かりがなさすぎます。
なんとなく撮るだけで絵になりすぎる。
カッコいい。
建築家的な気持ちを味わう田島氏。
水回りはどうしても気になる。
執拗に撮ってしまうトイレ。
どこまでいってもカッコいいしかでてきません。
まとまらない。
さすがにトイレ写真で終わるわけにもいかないので、
バウハウスのカッコよすぎるカフェで
信じられないくらい不味いパスタを食べた田島氏で
今日はお別れします。
みなさま、バウハウスデッサウに行き、
カフェでごはん食べるならバケットサンドがオススメです。
超絶、パンが美味しい。です。よ!
こんなただバウハウス大好きみたいなブログ、
読んでくれてありがとうございます。
ベルリン編、あと一日だけ続きます。